初めまして、院長の澤本明子です。

わたしがこの道に進んだのは父の病がきっかけでした。
重い病に襲われた父は痛みや吐き気、不眠に苦しむようになりました。少しでもラクになってほしい…その気持ちから独学の、素人の手技でしたが、足ツボマッサージや身体の揉みほぐしを父に受けてもらうようになりました。その結果水も飲めないくらいの吐き気がおさまったり、身体のしんどさから不眠だったのが寝られるようになったり、父に笑顔が戻りました。
その笑顔と「ありがとう」という父からの感謝に、わたしは初めて「手当て」というものの素晴らしさと効果を実感し、「もっときちんと勉強したい」「勉強して、たくさんの人をラクにしてあげたい」、その思いから、わたしは資格取得を決意しました。

資格を取り、仕事を始めてから、父と同じ病で苦しむお客さまを担当する機会があり、ありがたいことにそのお客様からも信頼を寄せていただいて、数年にわたって痛みの緩和のお手伝いをさせていただくことができました。
また、何年も不眠に悩まされていたお客様が、施術中すっと眠りに落ちられて、帰り際「久しぶりにこんなに寝られた」と笑ってくださったことも。
こうした嬉しい経験を重ねながら、わたしは日々、人間の手に宿る可能性と東洋医学の奥深さ、素晴らしさを噛み締めています。

身体の不調は心の不調に、心の不調は身体の不調につながります。
鍼灸マッサージはその両方をケアすることのできるかけがえのないものだと思っております。
どうぞ、あなたが毎日をすこやかに過ごすお手伝いをさせてください。